テロリスト達
最近僕が読んだ本の中で面白い内容があったので紹介します。
随分前からニューヨークでは、アメリカ人のテロリストが増殖し、彼らの活動は街の人達を喜ばせるという爆弾をそこら中にばら撒いて爆発させているという内容です。
ある人は、ホウキを持ち歩いて、他人の家の前を掃除したり、また、ある人は花を持ち歩いて、いろんなところへ植えているそうです。
彼らは、人が喜ぶことをすれば、その人達もいい気分になって、いろんな人に優しく楽しく振る舞うので、結果的にニューヨークの街全体が良くなると言う考えで“親切が親切を呼ぶ、そう暴力が暴力を呼ぶように・・”をモットーに活動しているそうです。
ある人は工事現場で働いている人のところへ言って、「こんなすごいビルを建てるなんて本当にすごいですね!」と突然言うのです。
はじめ、工事現場の人達は突然妙なことを言ってくる青年に対してビックリするそうですが、そんなことを言われた工事現場の人達は、その後、家に帰って奥さんに今日こんな事を言われたんだ、と自慢げに話したそうです。
そして、彼らはその日の夕食はとてもおいしく感じ、奥さんもご機嫌で、幸せな時間だった...というわけです。
こんな事が流行るなんて、さすがアメリカ人だな、という感じがしますが、僕もこの間、美容室へ行ったときに、その真似をして、髪の毛を洗ってくれた新人っぽい人に、「洗い方がとても丁寧で上手ですね!」と試しに言ってみたところ、僕もびっくりするくらい喜んでいました。
僕が本当に上手だと思ったかは別としても、恐らく彼は少しでも仕事に対して自信がつき、モチベーションが上がったのではないかと思います。
何気ない一言でしたが、その人が喜んでいる顔を見て、僕もなんとなく良い気分になりました。
思いがけなく嬉しいことをされると、結構「人」っていいリアクションするんだな、と、つくづく思いました。
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